パーキンソン病 脳の中のドパミンと呼ばれる神経細胞が減少し、振戦(ふるえ)、動作緩慢(動きが小さく・鈍くなる)、筋固縮(筋肉がこわばる)、姿勢保持障害を主な運動症状とする病気です。 ふるえ(振戦) 筋肉が意識とは無関係に収縮と弛緩を一定のリズムで繰り返すことによって起こる体の震えのことです。主に上肢に生じますが、頭部や声、体幹、足に生じることもあります。 ジストニア 全身のあらゆる筋肉にさまざまなパターンで生じます。一定のパターンで筋肉が収縮し、こわばったり、ねじれたりします。これにより思いどおりに体を動かせなくなります。 難治性疼痛 一般に3カ月以上継続する痛みを「慢性疼痛」と呼びます。慢性疼痛には、神経自体が圧迫や損傷を受けて起こる「神経障害性疼痛」という痛みがあります。 痙縮 脳卒中(脳血管障害)や頭部外傷・脊髄損傷・脳性麻痺など、中枢神経(脳や脊髄)の障害によって起こってしまう麻痺に伴う後遺症の1つです。 てんかん 脳細胞の一部が異常な電気活動をおこし、それが広範囲の脳に、神経ネットワークを介して広がることで、けいれん発作やその場にそぐわない行動をとる発作が引き起こされる慢性の脳の病気です。